「StreamFabをインストールしたけど、すべて英語で戸惑った」「日本語字幕が出ない」「音声が英語のまま」;こんな声、実際によく見かけます。私自身も最初は同じ悩みにぶつかりました。

でもご安心ください。

この記事では、StreamFabの基本的な使い方を踏まえつつ、StreamFabのUIを日本語化する方法、日本語字幕や音声をきちんと表示させるための設定方法を、実際の検証結果とともにわかりやすく紹介します。

この記事の要点(クリックでジャンプ)

StreamFabの表示言語を日本語に変更する方法

注意点
  1. StreamFabを無料体験する場合は、アカウントを作成する必要がありません。
  2. StreamFabで動画を保存するには、まず正常に視聴できることが大事ですから、動画配信サービスのアカウントが必須です。
  3. 通常、StreamFabはネット環境によってオートで言語・地域を選べます。

私が実際に使用しているのはWindows版ですが、Macでも手順はほぼ同じです。

Step1
まずStreamFabをダウンロードしてパソコンにインストールします。

まずStreamFabをダウンロードしてパソコンにインストールします。

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次に、起動し、UI言語が日本語で表示されるかを確認します。

Step2
次に、起動し、UI言語が日本語で表示されるかを確認します。
 
Step3
英語で表示すれば、以下の操作に従って日本語を設定します。
Step4
英語で表示すれば、以下の操作に従って日本語を設定します。StreamFab画面の右上隅にある「三」>「設定」>「一般」>「言語」から日本語を選んでOKをクリックすれば日本語のUIに変更します。

地域設定を変更する方法(Amazon/Hulu向け)

StreamFabでは、ダウンロード対象の配信サービスに応じて「地域(リージョン)」を変更することもできます。これにより、特定の国のライブラリにアクセスしたり、日本語版の動画を優先的に取得できたりします。

地域変更の手順

Step1
「プリファレンス」→「VIPサービス」をクリック。
 
Step2
地域を変更したいサービス(例:Amazon、Hulu)を選択。
Step3
右側の「地域」リストから希望の国を選ぶ。

各サービス別の具体例

以下、一つずつ説明します。

  • Amazonプライムビデオ地域の変更:「プリファレンス」>「VIPサービス」>「アマゾン地域」>「JP(amazon.cp.jp)」を設定します。

  • Hulu地域を変更:「プリファレンス」>「VIPサービス」>「Hulu」>「JP(hulu.jp)」を設定します。

※NetflixやDisney+はどの国でも共通URLを使用しているため、地域設定の必要は基本的にありません。また、HBOは日本国内では利用不可のため省略します。

「地域設定」と「言語設定」の違いは?

多くの人が混同しがちなのがこの2つ。

項目 内容
地域設定 ダウンロード対象の配信サービスの国(例:日本、アメリカ)
言語設定 ソフトウェアのUI、字幕、音声言語の選択

つまり、「地域を日本にしたからといって、自動的にUIが日本語になるわけではありません」。手動で言語設定をする必要があります。

ダウンロードした動画に日本語字幕をつける方法

Yahoo!知恵袋では、StreamFabで字幕が出ない「SRTファイルって何?」という質問が頻出しています。字幕や音声の設定と合わせて、動画の品質を設定する方法も確認しておくと、より満足のいくダウンロードが可能になります。

字幕言語の設定:複数選択可能

StreamFabでは、字幕言語と字幕の形式を柔軟にカスタマイズできます。

Step1
右上隅にある「三」>「設定」>「プリファレンス」→「VIPサービス」 >「プリファード・セッティング」をクリック
 
Step2
「字幕言語を事前に選択」の項目では、UIと同じ日本語だけでなく、UI(アプリの表示言語)・日本語(JPN)・英語(ENU)など、複数の言語が指定できます。

これは何を意味するかというと、ダウンロード対象の動画に複数言語の字幕がある場合、StreamFabは優先順位に従って希望言語の字幕を抽出してくれます。

たとえば「UI,ENU,JPN」と指定すれば、

  • まずUIと同じ言語の字幕(多くの場合、日本語)
  • 次に英語
  • 最後に日本語(JPN)といった順に選択されます。

実際に試したところ: Netflixの一部コンテンツでは日本語字幕がなかったため、自動的に英語字幕(ENU)が抽出されました。

字幕の保存形式:3つの選択肢

また、画像赤枠の「サブタイトル」設定では、3種類の保存方法から選択できます:

字幕ファイルの仕組み
  • ファイルへのRemux(推奨):字幕を動画ファイルに内蔵(トラック追加)する形式、再生ソフトでのON/OFFが可能
  • SRTファイルに抽出:別ファイル(.srt)として保存、動画プレイヤー(VLC、PotPlayerなど)で手動で読み込む必要があり、編集・カスタマイズが可能
  • オリジナル形式を取り出す:ストリーミングサービス側が提供する形式そのままを保存

ここがポイントです: PCやスマホで柔軟に扱いたいなら「SRT抽出」、テレビやメディアプレーヤーでの安定再生を重視するなら「Remux」が使いやすいです。

このように、StreamFabの字幕設定は一見シンプルですが、実は高度にカスタマイズが可能です。複数言語の動画を扱う人や、再生環境が異なるユーザーにとって非常にありがたい仕様だと感じました。

日本語音声を選ぶには?

Disney+など複数音声トラックを持つ作品をダウンロードする際に、どのように吹替版を保存できるか?Disney+のアニメーション作品では、日本語吹替があるかないかで、子どもと一緒に楽しめるかどうかが大きく変わってきます。私のように家庭で家族と一緒に視聴する場合、日本語吹替版はとても重要な要素だと改めて実感しました。

音声言語の事前設定方法(2025年最新版)

以下のように、StreamFabには音声トラックの選択に関する「事前設定」と「個別タイトルの設定」の2段階が用意されています。

プリファレンス(事前設定)で優先言語を指定

Step1
右上隅にある「三」>「設定」>「プリファレンス」→「VIPサービス」 >「プリファード・セッティング」を開くと、「オーディオ言語を事前に選択」という項目があります。
 
Step2
字幕言語設定のように、、UI(アプリの表示言語)・日本語(JPN)・英語(ENU)など、複数の言語が指定できます。

この事前設定は、すべての配信サービスに共通して適用されるグローバル設定です。

タイトル別に手動で確認・変更(ダウンロード直前)

Step1
動画のダウンロード直前、各タイトル個別の「音声」項目でも言語を確認・変更できます(画像参照:モアナと伝説の海)。
 
Step2
ここでは実際に提供されている音声トラックの一覧が表示されます。たとえば "Japanese EAC3 5.1" "English AAC 2.0" など、具体的な形式(EAC3/AACなど)まで選択可能です。
Step3
"今ダウンロード”をクリックすると、動画がダウンロードし始まります。

*一部の配信サービス(特にNetflix)では、ダウンロード時に音声トラックを強制的に固定されることがあり、選択が反映されないケースがあります。

ここがポイント: 事前設定で希望の言語を指定していても、最終的にはこの画面で実際に反映されているかを確認するのが安心です。

よくある質問(FAQ)

Q

日本語音声を選んだのに、反映されません。

配信サービス側の仕様や、特定の作品の音声コーデックが原因である可能性があります。もし他のStreamFabのエラーに遭遇した場合も、公式サイトのヘルプやフォーラムを確認することをおすすめします。

A
Q

字幕が自動で出ないのはなぜ?

ダウンロードした動画プレイヤー側の設定が原因かもしれません。特にSRTファイルで保存した場合、VLC Media Playerなどで動画ファイルと字幕ファイルを手動で関連付ける必要があります。「ファイルにリマックス」形式で保存すると、この問題は起きにくくなります。

A
Q

日本語音声が選べないのは不具合ですか?

サービス側の仕様による場合が多いです。音声コーデックをAACに変更すると改善されるケースもあります。

A
Q

地域設定とUI言語は連動していますか?

していません。地域は動画の提供元、UIは設定で別途指定する必要があります。

A
 

まとめ

今回は、StreamFabを日本語環境で快適に使うためのUI、地域、字幕、音声の各設定を詳しく解説しました。一見複雑に見えるかもしれませんが、一度設定してしまえば、あとはStreamFabが自動で希望の言語を選択してくれるようになります。

Audialsなど他のソフトと比較しても、StreamFabがいかにユーザーのニーズに合わせて柔軟にカスタマイズできる強力なツールであるかがお分かりいただけるはずです。

ぜひ、ご自身の視聴スタイルに最適な設定を見つけて、快適な動画ダウンロードライフをお楽しみください。