VideoSolo スクリーン録画レビュー:使い方や、実用性と限界を徹底検証!代替候補も
目次
オンライン会議の記録やゲーム実況、さらには配信動画の保存など、パソコン画面をそのまま録画したい場面は年々増えています。しかし「どのソフトを使えば安心で簡単に録画できるのか?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、シンプルな操作性と多機能を兼ね備えた 「VideoSolo スクリーン録画」 を取り上げ、実際の使い方や特徴、さらに他のソフトとの比較を通じてその実力を徹底検証していきます。
VideoSolo スクリーン録画とは
VideoSolo スクリーン録画は、Windows・Mac対応の録画ソフトです。直感的なUIで誰でも簡単に画面・音声・ウェブカメラを同時に録画できるのが特徴です。
- 対応OS:Windows / macOS
- 用途:オンライン会議、動画チュートリアル、ゲーム、ストリーミング録画 など
ちなみに、この会社の無料動画ダウンローダー(旧名Inovideo)は実際利用できません、ダウンロードボタンをクリックすると、同社のStreamByte for videoホームページへ飛びます。
主な機能・特徴
- 録画範囲選択(全画面 / 指定範囲 / ウィンドウ単位)
- 音声録音(システム音、マイク、両方同時)
- ウェブカメラ同時録画(ピクチャーインピクチャー対応)
- リアルタイム描画・注釈(矢印、図形、テキスト)
- ホットキー操作(録画開始・停止をショートカットで制御)
- 複数フォーマット出力(MP4, MOV, AVI, H.264/H.265対応)
- スケジュール録画(自動開始・停止設定)
- スナップショット撮影
料金プランと制限
- 体験版:無料で3分間録画可能
- 有料版:制限解除、無制限録画が可能
- 返金保証:30日以内返金保証付き
Videosolo評判&口コミ
使用感レビュー
実機で VideoSolo Screen Recorder を検証しました。指定範囲のキャプチャを使えば、Prime Video や Netflix などのサイトも手動で録画可能。PC 画面・ウェブカメラの同時録画に対応し、トリミングや簡易変換といった基本的な編集もこなします。ビデオ会議の記録、PIP 表示のチュートリアル作成、ゲームプレイの保存、スケジュールタスクなど、日常的な用途には向いています。
一方で、配信動画の保存を主目的とする使い方には不向きです。理由は ①倍速録画ができないため再生時間=保存時間になる、②誤って画面に写り込まないよう録画中は PC 操作を控える必要がある、③タイトルなどのメタデータが保存されないのでファイルを管理しにくい——の3点。結果として、ストリーミング専用レコーダーとしては使い勝手が良いとは言えません。
なお、本ソフトは比較的古くユーザー数も多くないため、権威性の高い第三者サイトでの評価は現時点で見当たりません。
長所と短所
長所(メリット)
- 初心者でも使いやすいシンプル設計
- 描画・注釈機能ができる
- 出力フォーマットが豊富で編��しやすい
- スケジュール録画など便利機能搭載
- 自動停止やスケジュール録画ができる
短所(デメリット)
- 無料版は時間制限がある
- 高解像度録画ではPC負荷が高くなる可能性
- 動画編集機能は最低限(編集は別ソフトが必要)
- メタデータ保存しない
安全性
現時点では、VideoSolo スクリーン録画に重大なセキュリティ問題が報告された事例は見当たりません。一般的な利用であれば「比較的安全」と考えられます。ただし「比較的安全」であっても絶対ではないため、以下の点に注意してください。
- 必ず公式サイトからダウンロードすること。
- 不要な権限を付与しないこと。
- 最新バージョンを維持し、アップデートを適用すること。
- セキュリティソフトでスキャンし、異常な挙動がないか確認すること。
- サブスクリプションの自動更新条件をよく確認すること。
VideoSolo スクリーン録画の使い方
ストリーミング動画録画の手順(例:Netflix / Prime Video)
1.ソフトを起動し、フルもしくは自定義で録画範囲を指定します。
2. 再生中のブラウザまたはアプリのウィンドウを選び、動画を再生します。
3. 「REC」ボタンをクリックして、3秒のカウントダウン後に録画が始まります。
4.赤い停止ボタンをクリックすると、録画が終了します。
5.必要に応じて、動画のトリミングをする、もしくはそのまま保存します。
代替候補:RecordFabとStreamFab
RecordFab
先の言う通り、VideoSolo はストリーミング動画の保存には向きません。配信コンテンツを手軽に録画したいなら、RecordFab をおすすめします。RecordFab は 最大5倍速 に対応し、Amazonプライム・ビデオ、NHK、Netflix などのストリーミング動画に加えて、ライブ配信やオンライン講義の録画にも対応。録画前に所要時間を入力しておけば終了時に自動停止し、再生画面も自動検出してくれるため、わずらわしい範囲選択は不要です。録画中に他の作業をしても問題ないのも大きな利点です。
要点をまとめると――
- VideoSolo:日常の画面録画には十分だが、ストリーミング保存は非効率。
- RecordFab:5倍速/自動停止/自動検出で作業負担が少なく、配信動画の保存に最適。
StreamFab
VideoSolo の代替としては RecordFab が有力ですが、対応は Windows のみ。macOS でも使いたい場合は StreamFab をおすすめします。
StreamFab は録画ではなく ストリーミング動画を直接ダウンロードする方式を採用しており、オリジナル画質を維持しつつ、最大 10倍速で取得可能。さらに――
- 一括(バッチ)ダウンロード
- 自動ダウンロードのスケジュール設定
- 字幕・音声言語の選択
- 広告ブロック 対応
といった実用機能も充実しています。用途や環境に合わせて、Windows なら RecordFab、macOS を含むマルチ環境なら StreamFab を選ぶとスムーズです。
無料で複数ウェブサイトからそれぞれ動画3本をダウンロードする事ができます。
Videosolo vs RecordFab vs StreamFab
ここでは、同じ「画面録画・ストリーミング保存ソフト」として知られる RecordFabをStreamFab と比較してみます。
項目 |
VideoSolo Screen Recorder |
RecordFab |
StreamFab |
---|---|---|---|
方式 |
画面を録画 |
配信画面を録画(自動化機能あり) |
配信動画を直接ダウンロード |
想定用途 |
画面全般の記録(会議・チュートリアル・ゲーム・PIP 等) |
配信動画・ライブ・講義の手軽な録画 |
配信動画の高速一括ダウンロード |
OS対応 |
Windows / macOS |
Windows のみ |
Windows / macOS |
保存速度 |
実時間(=再生時間) |
最大約5倍速(※録画の自動化+高速化) |
最大約10倍速(直DL) |
画質 |
設定依存(録画品質に準拠) |
720p/1080p |
オリジナル画質に近い保持、選択可能 |
自動停止(録画時間指定) |
○ |
○(事前に所要時間を入力) |
���(ダウンロード完了で終了) |
再生画面の自動検出 |
△(手動範囲選択が基本) |
○ |
○ |
バッチ(複数)処理 |
× |
△(録画は基本1本ずつ) |
○ 一括ダウンロード対応 |
自動ダウンロード |
× |
× |
○ |
字幕・音声言語の選択 |
×(録画は画面そのまま) |
× |
○(対応作品で選択可) |
広告ブロック |
× |
○ |
○(対応サイトで有効) |
メタデータ保存 |
× |
○ |
○ |
マルチタスク中の安定性 |
△(映り込み注意) |
○(録画中も他作業OK) |
○(DL中も他作業OK) |
向いている人 |
画面操作や会議を手軽に記録したい |
配信・ライブ・講義を楽に録画したい |
配信を高画質・高速で保存したい |
👉 結論:
- 日常の録画(会議、ゲーム、プレゼン)用途なら VideoSolo
- 高速でストリーミング動画を録画するWindowsユーザーならRecordFab
- 動画配信サイトから直接保存したいなら StreamFab が優位です。
注記:配信サービスや地域の利用規約・著作権法により、録画・ダウンロードが禁止または制限される場合があります。私的利用の範囲でも各サービス規約を必ず確認してください。
関連記事: StreamFabレビュー┃RecordFabレビュー
まとめ
総括すると、VideoSolo スクリーン録画は「やりたいことがすぐ形になる」使い勝手の良さが最大の魅力です。指定範囲の録画、システム音+マイク同時収録、PIP や注釈、簡易トリミングまでワンストップで完結でき、会議記録やチュートリアル、ゲーム保存といった“日常の録画”には十分以上の実力を発揮します。一方で、録画時間が長いや倍速保存ができないため、配信動画の長時間保存を主目的にするなら効率面で物足りなさも残ります。
配信コンテンツを手早く録りたい Windows ユーザーには RecordFab(自動停止・最大5倍速)が有力で、macOS を含む環境やオリジナル画質の高速保存を重視するなら StreamFab(直ダウンロード方式)が適任です。用途と環境に合わせて、VideoSolo を“汎用録画の軸”に据えつつ、必要に応じてこれらの選択肢も検討するとよいでしょう。